葉っぱのフレディ


夏の間とりかかっていた作品「葉っぱのフレディ」。

演劇企画オフィスアートプランさんの「朗読劇」のためのイラストです。

全国おやこ劇場の演劇リストに入っているそうで、全国に飛び回って活動しています。初演は9月の頭だったので、もう何組のおやこさんが観劇してくれたんだろう、、と思うと不思議な気持ちです。私は描いただけで、その後どういう風に舞台が出来上がっていったのか知りません。映像を映し出して、朗読するそうですが、一度近くで公演があったら観に行きたいな〜と楽しみにしています。

「葉っぱのフレディ」は、本の存在は知っていましたが、今回のお仕事で初めてゆっくりじっくり読みました。こんな話しです。

葉っぱのフレディは、大きな木のてっぺん近くに生まれます。周りには葉っぱの友達がいます。風や心地よい空気や小鳥のさえずりや、涼みにくるお年寄りや子ども達の様子を楽しみながら過ごす夏。寒い霜が降りた次の日の紅葉。そして北風に散っていく葉っぱたち。「死ぬということ」「生きることの意味」そんなことを友達のダニエルと語り合いながらフレディは考えます。そして冬。最後の一枚になったフレディは、散りながら初めて自分のいた木の全体をみます。また、春がきます。

絵を描くと云うことは、私なりにこの本の世界を描き直すということで、なんだかとても不思議な体験。自分の中の気持ちも色々見つめ直すことができました。いのちって不思議だな〜って。そういうことを安易な言葉で表現するんじゃなくて、お話しの中で感じられたらいいですよね。絵が朗読劇を見る子ども達のヒントになったら、嬉しいな〜と願っています。

絵本はこちら↓

葉っぱのフレディーいのちの旅ー

作:レオ・バスカーリア 絵:島田光雄 訳:みらいなな 出版社:童話屋

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むらのしばいごや 明治座さーん

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とうとう絵本ができました!

むらのしばいごや

明治座さーん
発売中です!
昨年の加子母明治座改修を記念して、明治座が出来るまで、それからの歴史をテーマにした絵本ができあがりました。
主役は「きっこちゃん」。
加子母だから、「木の子ども」で「きっこちゃん」……のつもりだったのに、私の名前。希代子。。。だから「きっこちゃん」なのね〜と言われて初めて気づくおばかさん。あぁ、恥ずかしい。決して私の名前じゃありませんよ〜。

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きっこちゃんが

さんぽしていると

きっこちゃん

きっこちゃん

とよぶこえがします。

と、始まります。

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昔の子どもが川原から石を運ぶシーンや、杣が大木のモミを斧で伐り倒すシーン、戦争やテレビの普及で衰退しては再興するシーンなどが描かれています。

それぞれの時代に合わせて服装もかえていきました。おじいちゃん達から話しを聞いたり、名工大の学生さんが調査した論文を元にしたり、色々調べる過程もおもしろかったです。

風媒社さんから1200円+税で発売中。

私にご注文いただければ、ご希望があればサイン入りで送らせていただきます!よろしくお願いします〜!

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平和のつどいのこと

昨日は、アトリエ玉手箱の『平和のつどい』でした。

思いがけず大勢の方が参加して下さいました。
チラシを見て来て下さった方、友達、お世話になっている方、、、大人30人とちびっこ10人、和やかな時間でした。

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チェンバロとオカリナの演奏も、心にしみるものがありました。
オカリナの音が聞こえた瞬間、遊んでいた何人かの子ども達が、パッと音のする方へ顔を向けて、ジーーーッと聞いている姿が印象的でした。
古田雅博さんの紙芝居も、実体験を元に描いた絵の迫力、迫ってくるものがありました。(子どもコーナーに居たので、聞き取れないところもあったけれど)
自身の戦争体験、辛い思い出を語って下さるのは、私達若い世代に伝えたいという深い思いからだと思います。
受け取って繋げていかなくちゃいけないと思います。
そして、子どもコーナー。
パズルやブロックで遊んでてくれた子ども達。
こういう会で子ども達がそれなりに静かに遊んでてくれた事、その場に居てくれた事、それを許してくれる大人達が居た事。
こういうのって、平和だな〜と思いました。
なぜだか、今の世の中、急に『平和がいい』とか『戦争はイヤだ』とか、当り前に言っていた言葉を“言いにくい”雰囲気を感じてしまいます。
でも“言いにくい”から黙っていて、ずるずるとそっちの方へ進んでいくのはイヤだと思います。
平和がいいもん
戦争はイヤだもん
世界中から戦争も飢餓も無くしたいもん
理想を無くしてはいかんでしょ

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4/29~おやまのやまおくん原画展@ポレポレハウス

今日から、飛騨清見にある『飛騨絵本美術館 ポレポレハウス』で、わたしの絵本原画展が始まります。

絵本、、出版されていませんが、実はちょこちょこ作っています。
今回は『おやまのやまおくん』を気に入って頂けて、企画して頂きました。
6月30日までやっています。
ポレポレハウスには、田島征三さんの『やぎのしずか』の常設展もあります。
迫力の原画です。
そして、ここには本物のヤギもいます。
絵本屋さんコーナーもあります。
これから良い季節なので、ドライブがてらいかがですか?

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二階の展示室で「やまおくん」

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キッズルームにも

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サロンにもあります。

入場料に(大人700円、子ども300円、3才以下無料)ドリンクサービスもあります。


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お家へ帰りました

お家へ帰りました

絵本を作っています。

かしも明治座の歴史を紹介する絵本。4月中には出来る予定です。

大きなモミノキを斧で伐るシーン、大木を大勢で引くシーン、、ほんの120年前の人の、何と逞しいことか。

最後のページ、夕焼け道を帰る女の子を描きました。楽しい出会いで、心がほかほかしている子。

ちょうど3月11日に描き上がりました。

ニコニコと安心して「おうちに かえりました」ができることの幸せを思い、、ちょっと切なくもなりました。

せめて人災は、無くなる努力をしたい。次の世代に繋げていくという使命を忘れないでいたい。繋げていくものは、お金ではなく、人の力では作ることのできない自然や無数の命だと思う。それさえ残っていたら、人は再生できるような気がしています。

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本を2冊〜おキモノと自閉症


加子母の図書室で借りた2冊です。

「おキモノ生活のすすめ」

は、著者がなんと!加子母出身の方だそうです。

実は、おキモノが好きな私、、(もっぱらウールと頂き物で普段着着物の人ですが)

「あるある〜〜こういうの!あるある〜」と頷き連打してしまいました。

楽しかった〜〜。全編漫画で読み易いし、「気軽におキモノ」仲間を増やしたい!(加子母で)と思ったのでした。

「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」

は、自閉症の方が中学生のときに書いた本です。

子育てを始めてから、いろんな方に出会うようになりました。誰かの解説じゃなくて、本人の声に興味がわいて、読んでみました。

読んでみて、自分は本当に何にも知らないんだな〜と改めて思いました。

声に出せても、言葉になっていたとしても、言いたかったこととは別の言葉だったりする。身体の動きや行動も、本人の意志とは関係なかったりする。でもやらずにはいられない感じ。心の中はみんなと同じように成長しているのに、表現が難しい。。

一緒にいる人の大変さばかりに目がいって、思うようにならない辛い思いを抱えてることを、想像したこともなかった。

でも、私には感じられないチャンネルがあるんだな〜。それはちょっと、感じてみたい、とも思ったり。

(たぶん、降り注ぐ光の分子が大好きなのでしょう。分子が僕たちを慰めてくれます。それは、理屈では説明できません。)というところがあるんだけど、なんだか分かる様な気もするけれど、たぶん、ずっとずっと強くキラキラと感じているんだろうな。

読むだけで「分かった」なんて言えないけど、自分が少し広がる様な気がします。

それに、彼の書いたお話しがとっても良いので(それは自閉症だの健常だのは関係なく)良かったら読んで見て下さい

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フリーペーパーぶらんこ

フリーペーパー 季刊「ぶらんこ」を創刊しました!

フリーペーパーぶらんこ

まだ6ページの冊子ですが、素敵な皆さんに記事を書いてもらいました。

レシピや本の紹介、農業のこと、福島からのたより、古い道具のある暮らしなど、8人の方が寄稿してくれました。うれしいな〜。

300部作りました。フリーペーパーなので、見かけたら手に取ってもらえたら、嬉しいです。

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発行の動機は、3.11以降いろんなことが目まぐるしく動く中で、流されずに時分なりに考えて暮らしていきたい。。。私にもできる「書くこと」と「聞くこと」。たくさんの情報におぼれないように、生の声を聞きたい!だから、毎日を丁寧に大事に暮らしていきたい人たちと「文通」するみたいなフリーペーパーを作ってみよう。。。そんな感じです。

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「ぶらんこ」を置いてもらうお店

名古屋:オーガニックカフェ&ギャラリー空色曲玉、喫茶ぱんとまいむ、古本カフェ甘露

加子母:イルフィオーレ、道の駅加子母

福島:銀河のほとり

(これから発送するので、もう少しお待ち下さい。)

他にも置いていただけるお店を募集中です!

置いてもいいよ〜、配ってもいいよ〜という方は、ご連絡下さい。

また、お店は遠いけど読んでみたいから送って〜という方も、送料100円ご負担いただければ送ります。

末永くどうぞよろしくお願いします!!

(次号は夏号(7月)発行です。)

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嵐の話し、加子母人の話し


昨日の晩から、すごいカミナリでした。ずーーーーっと。今朝まで。山のカミナリは迫力があります。ドゴーンと音もすごいし、すごく近くで閃光が走って、今にも近くの木がミシミシ音をたてて折れてしまいそうな、家に落ちるんじゃないか?と思うような。。特に昨晩は、長い時間だったので、ソーダも落ちつかず、、。今日は加子母の総社『水無神社』の例祭。昨晩は試楽祭。なんか、カミナリは龍神がとぐろを巻いて雲に昇ってくイメージでした。龍っているんだろうな〜〜〜と、ぼんやり考えながら寝ていました。

今日の夕日は、嵐の後だからか、とてもきれいでした。本当は写真よりずっとピンクがかったオレンジ色で、光も強くて、神々しかった。なかなか見られない空でした。

Image775話しは変わって、加子母の聞き書き集『加子母人』が20日の中日新聞の社説で紹介されました。加子母人についてはこの日の日記を読んでね→この日。うれしい反応がきています。今はお腹も大きくて自分のことで精一杯だけど、この聞き書き活動、ちゃんと続けていけたらな〜〜〜と思っていたりします。。。むむむ。

本のご注文は、ほんままでご連絡下さいませ〜〜→ info@tebako.jp
*定価 800円 A5版114ページです。

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本ができました!〜子ども図鑑 自然とくらしと遊びを楽しむ12ヶ月


イラストを担当させていただいた本が、刊行されました!
去年の夏お話をいただいて、いろいろいろいろありましたが、とにかく刊行されました!
うれしいです。。よかったです。。。
この猛暑の夏は、このお仕事を乗り切ることで精一杯でした。。200カット近くあったと思う。。お腹の赤ちゃんも、よくがんばってくれたと思います。。。

内容は、二十四節気など季節の節目を意識しながら、自然を知る、楽しむ、作り出す、という3ステップで毎月が構成されています。植物、鳥、動物のこと、食べもの、行事、遊び、、。子ども達と一緒に1年を楽しむアイデアがたくさんつまっています。保育関係の方や、子育て中の方や、興味のある方の役に立てるんじゃないかな〜と思います。

本の著者の一人、名芸の野原先生との出会いは、ちょっとスゴい。。
去年の春、名古屋金山駅で加子母の道の駅が出店していると、名芸の封筒をもったご夫人がお客さんの中にいるのを道の駅の駅長さんが発見。「このトマトジュース、そちらの卒業生さんのイラストなんです」なんて声をかけたのが、きっかけという。。どこにご縁があるか、わかりませぬ。ありがたいことです。。

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子ども図鑑 自然とくらしと遊びを楽しむ12ヶ月

編著者 近藤宏、野原由利子、笹瀬ひと美
合同出版社
A4版 144ページ 1600円

ご希望の方は、ほんままでご連絡下さいませ〜〜→ info@tebako.jp

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本ができました!

本ができました!以前、この日の日記で紹介しましたが、おととしから、加子母の友だち達と企んでいた、加子母の聞き書き活動『加子母人』が、まとまって本になりました。

本です。
自分達で作っちゃった、本です。
なんか、感動です〜〜。
いい本happy01←自画自賛coldsweats01

この本には、12人のおじい、おばあの人生が詰まっています。村の94%が森林の加子母村で力強く生きてきた足跡です。一番年上は100才のおばあちゃん。取材してて、皆の笑顔がとても印象に残っています。生きるってすばらしいね。

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○巻頭 「聞き書きとは」から

聞き書きとは、話し手の話した喋り言葉だけで作品が構成されています。しかし実際は、話し手と聞き手の会話から作られていくものです。ですから、話し手と聞き手の人間関係、信頼関係が作品に表れてくるものだと思います。
自然の生長量の中で持続的に暮らしていた石油に依存する生活になる以前の暮らし。その暮らしの知恵を聞き、伝えていくというのが聞き書きの意義です。聞き書きが在るか無いかで集落の実態像は違って見えます。歴史を埋めてきたのは人々の感情。謙虚で真摯に生きてきた人々です。この地域で生きてきた人が、どういう思いを持っているか。農作業や自然をどう利用したか。どう人と助け合っていきてきたか。民族調査では埋めきれない行間部分、この地域には、こういう思いの人が暮らしているという証しです。
作品を読めば、10人中8人は話し手に興味を持ち、その人が生きた風土を好きになります。


○目次

田舎に生まれてよかった~百年見守ってきた加子母の暮らし

時代の先端を走ったおじい ~加子母の農業基盤をつくる

拝みの人生 ~拝むってこと、三六五日やめたことない

女ひとり開拓へ

みんな良くなりゃ自分も良くなる~トロッコと子ども時代の思い出

よう働いたと思うよぉ~製糸工場・養蚕・季節の行事

春から秋はお蚕さま、冬は糀室

加子母の林業を発展させた木材搬出の技術

おばぁ役で六〇年!~明治座で演じる役者人生

まーずそりゃ、面白いって面白いって ~加子母の名役者、芝居と人生

おおらかな人達に囲まれて人生楽しむ ~あこがれの先生になってほんとによかった

加子母の財産は山! ~営みの移り変わりを見守る

*定価 800円 A5版114ページ
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3月末から販売します。
ご希望の方は、ほんまにご連絡下さいませ。
随時、いろいろなお店にも置かせていただく予定です。

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